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オススメラノベ紹介

将棋の熱い対局が魅力なラノベ『りゅうおうのおしごと!』

(C)2017 Natsu Hyuuga/SHUFUNOTOMO Co.,Ltd. (C)2017 Nekokurage (C)2017 Itsuki Nanao
画像:より引用

りゅうおうのおしごと!とは

主人公の九頭竜八一を中心に繰り広げられる、将棋をテーマにしたラノベ作品。将棋の熱い対局が最大の魅力。

『りゅうおうのおしごと!』のオススメレビュー

りゅうおうのおしごと!』は、将棋に情熱を少年少女たちの物語。主人公の九頭竜八一は、最年少で竜王のタイトルを奪取した若き天才棋士で、そんな八一の将棋を見て弟子入りを志願したのは、まだ小学生で小さな女の子の雛鶴あい

このラノベ作品は、八一とあいを中心に描かれる将棋の物語で、読んだ人の胸を熱くする将棋の描写とストーリー展開にはとてもワクワクさせられる。「将棋のことは駒の動かし方すらよくわかっていないから作品を楽しめないのではないか」と心配する人は多いかもしれないが、その心配はない。
将棋があまりよくわからない人でも楽しめるように、わかりやすくコミカルなタッチで書かれている。むしろ将棋のことをほとんど知らない人こそ、読んで欲しい作品かもしれない。

また、登場キャラクターが個性的でなおかつかわいらしいのも、この作品の魅力の1つ。特にあいの小学生離れした詰将棋を解く能力と、師匠である八一を純粋に慕うかわいらしさのギャップには、誰でもハマってしまうことだろう。

さらに忘れてはいけないのが、浪速の白雪姫の異名を持つ空銀子の存在感。この物語は主人公の八一が竜王として奮闘する物語だが、女流の中で圧倒的な強さを誇る銀子の物語でもある。八一と銀子は、まるで家族のような近しい関係で、普段は軽口を叩き合う仲だが、将棋という一本の線が非常に強固な絆となっているのが作品のみどころだ。

将棋に魅せられた者たちのすべてが、この物語の主役。将棋好きにもそうでない人にも関係なくオススメできる作品だ。

(5巻-26話までのレビュー)